こんにちは。うらいで~編集長です。
今回、ご紹介するのはココ!
13,000本のもみじが赤く染まる
もみじこ
『もみじ湖』
訪問日 2021年11月2日

《目次》
もみじ湖

天竜川沿いの伊那谷北部に位置する箕輪町(みのわまち)にある『箕輪ダム』。こちらのダムは、高さ72mの重力式コンクリートダムで『もみじ湖』の名称で親しまれています。

隣町の伊那市には、大好きで何度も通った馬刺しの美味しいお店『楽座 紅葉軒』←【あわせて読む】があるので、近くを通ることがあったら、ぜひ立ち寄ってみてください。感動します☆
昭和55年(1980年)に着工され平成4年(1992年)に完成した人造湖。伊那谷北部の上水道を支えるこのダムの建設にあたり、それ以前にこの地に住んでいた人々は、移住を余儀なくされました。その時に、「これから何年も先に人が訪れる名所となるように」との願いを込めて植えられたのがはじまり。
なんてイイ話!!

今では紅葉の時期になると湖畔一帯に植えられた約1万3000本のもみじが周辺を鮮やかに彩り、国内旅行情報サイト「じゃらんnet」の全国の〝おすすめ紅葉スポットランキング〟で2年連続で全国1位になるなど、全国的な知名度は年々高まっています。
県内では他にも『千畳敷カール~駒ケ岳ロープウェイ』←【あわせて読む】もランクインしています。
今年はおよそ10万人が訪れたそうです!


例年の見頃は10月下旬から11月上旬頃で、ピーク時のお昼頃には県外ナンバーの車が増えてくるので朝早くがオススメ☆かなり渋滞します。



もみじトンネル

ダム湖上部の末広広場へ続く道沿いの「もみじのトンネル」は〝SNS映え〟ポイントとしてにぎわっていて、夜はライトアップされます☆暗闇の中に、80基のLEDが照らし出すもみじの赤や黄色の輝きは一生記憶に残るでしょう。ちなみにですが、2021年のライトアップ期間は10月23日(土)~11月23日(火)、時間は17:00~21:00に開催されました。

緩い坂道の両側に植えられたもみじが枝を伸ばして重なり合い、空を遮るトンネル状になっており、それはそれは見事な美しさです♡車で通り抜けることもできますが、ここは手前の駐車場に停めて徒歩で散策をオススメします。
もみじトンネルを抜け、末広広場周辺もトンネル状になっていてキレイです☆




イベント
紅葉の季節には様々なイベントが行われます。「みのわもみじ湖フェスティバル」や、「もみじ湖夢ウォーキング」、「もみじ湖シアター」などが行われ、売店などの出店あり大変にぎわうそうです。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催の有無はご自身でご確認ください。詳細は箕輪町観光協会まで。
アクセス
もみじ湖へのアクセスですが、災害により県道諏訪箕輪線の一部が全面通行止となっており、復旧見込みは未定のため箕輪町方面からのアクセスか、杖突峠(つえつきとうげ)と高遠を結ぶR152からのアクセスとなります。最寄りインターは伊北ICで、もみじ湖までは車でおよそ17分です。
もみじ湖の手前約5kmあたりから、道が細くなり一車線となります。側溝には蓋がされていない場所が多く、すれ違いが難しい場所もあるので訪れる際は注意してください。
もみじ湖の周辺には道沿いに複数の駐車場があります。大きいのは箕輪ダムの駐車場と、もみじトンネルの手前にある2つの駐車場、その中間あたりにある駐車場です。
周辺駐車場の合計は230台、そのすべてが無料で停められます。ただ一方で駐車場は混みやすく道も細いため渋滞が起きやすい場所でもありますのでくれぐれもお気をつけて。
もみじトンネルの直前と200mほど手前に2つの駐車場がありますが、こちらは両方あわせて30~50台程度が限界。雨の日やオフシーズンであれば問題ないですが、紅葉期間中の土日などは停められない可能性が大です。朝早めに行くか、手前の駐車場に停めて歩いていく方が無難かもしれません。
この日は平日の朝9時半前に到着したのですが、もうすでにトンネル手前の駐車場は満車で、入れ替えでなんとか駐車できたくらいでした。

近くのおすすめスポット
◆赤そばの里|箕輪町
例年9月下旬から10月上旬頃に、赤そばの赤い花が東京ドームくらいの広さ約4.2ヘクタールをルビー色に染めます♡来年にぜひ!