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こんにちは。うらいで~編集長です。
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国立天文台 野辺山宇宙電波観測所
JRで日本一標高の高い野辺山駅があり、高原野菜や牛乳が美味しい南牧村。そんな村の西側にそびえる八ヶ岳山麓に位置する野辺山高原にあるのが、今回訪れた『国立天文台 野辺山宇宙電波観測所』です。標高1,350mということで村全体が高原のように空気が澄んでいて、田畑がでーーーんと広がる農村地帯に巨大なパラボラアンテナ群が立っています。
正式名称は「自然科学研究機構国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」。日本の天文学初の国際レベルの大型観測装置を備える観測所として1982年3月に開所し、日本の電波天文学の聖地と言われています。
ここでは宇宙に関わるさまざまなテーマの研究を進めていて、これまで世界をリードする研究成果が多数生まれています。
▶周辺のおすすめグルメ
萌木の村にあるカレーで有名な伝説のレストラン「ROCK」
アクセス
最寄り駅はJR最高地点の「野辺山駅」で、そこから徒歩だと25分、タクシーで5分(2.1km)の距離にあります。
山梨県にも近いため最寄りのインターチェンジは「長坂IC」。そこから30分(20km)ほどで着きます。駐車場ですが、八ヶ岳スケッチライン沿いから入口まで無料で100台停められる駐車場になっっています。大型バスも停められるので観光バスなどが来ることもあります。また、矢出川を挟んだ向かい側にある「南牧村農村文化情報交流館」と「ベジタボール・ウィズ」にも30台停められるので駐車には困らないと思います。
電波天文学とは?
電波天文学は、星や銀河などからの電波を観測して、天体の姿や宇宙そのものを研究する学問です。
見学ルート
まずは入口の守衛所にあるタッチパネル式の機械に簡単なデータを入力して土足で入場します。
構内は一部が公開されていて、無料で、しかも年末年始以外はいつでも見学することができるありがたい施設です。説明パネルも多く設置されているので、どんな観測をしているのか、どう観測しているのか分かりやすくとても勉強になります。
アンテナがあるエリアは、携帯電話使用禁止エリアとなっているのでお気をつけて!
大小のアンテナを見学し、最後のメインであるパラボラアンテナまでは直線500mほどあります。近づくにつれ、その迫力に圧倒されると思います。
また、毎年1回、8月下旬に行われている特別公開イベントでは、通常公開していない観測棟含む施設内部を見学できます。
主な望遠鏡たち
構内には、直径45mの巨大パラボラアンテナをはじめ、直径10mのアンテナ6基、直径80cmアンテナ84基が立ち並んだ電波ヘリオグラフがあり、これら観測装置も世界トップクラスの観測能力を有します。ミリ波天文学の世界的拠点として、野辺山へは国内外から多くの研究者が訪れます。
■45m電波望遠鏡
主役であるこちらの望遠鏡は、主鏡の直径45m、総重量700t、高さ50mあり、完成当時は世界最大を誇っていました。今でも、波長の極めて短い「ミリ波」と呼ばれる電波を観測できる電波望遠鏡では世界最大の口径を誇り、人間の目では見ることのできない宇宙の姿を覗き見しているそうです。
( *´艸`) ムフフッ♡
この望遠鏡であの銀河の中心に存在する巨大ブラックホールを世界で初めて確認した研究では、世界をアッ!と驚かせました。
w(゜o゜)w スゴ───イ!!
日本の電波天文学を牽引する名機ですが、夏は大気中の水蒸気が多いことからオフシーズンとなっています。ただ、真上を向いているので稼働部分がよく見えてそれはそれで大迫力です。
ちなみに、この一基だけで年間の電気代が3,500万円も掛かるのに、国からの支援も毎年削られているため深刻な財政危機に瀕しているそうです。ゆくゆくは120人から13人まで従業員が減らされるそうです。
■太陽電波強度偏波計
■電波ヘリオグラフ
■ミリ波干渉計
あとがき
八ヶ岳などの素晴らしい山岳眺望ができる良好な場所に大小のパラボラアンテナ。空にも近く、空気も美味しい、心洗われる場所でした。パラボラファンには垂涎の聖地へ、ぜひ足を運んでみてください。
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基本情報
国立天文台 野辺山宇宙電波観測所
[住所] 〒384-1305
南佐久郡南牧村野辺山462-2
[電話] 0267-98-4300
[営業時間] 8:30 ~ 17:00
[定休日] 12/29 ~ 1/3
[入場料] 無料
[アクセス] JR野辺山駅から徒歩25分
長坂ICから車で30分
[駐車場] 普通車100台|無料
[HP] 国立天文台 野辺山
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