こんにちは。うらいで~編集長です。
今回、ご紹介するのはココ!
水彩の三明星のひとり
まるやまばんかきねんかん
『丸山晩霞記念館』

《目次》
丸山晩霞記念館
通称「サンテラスホール」と呼ばれている多目的ホール「東御市文化会館」内のロビーを挟んだホールの反対側にあるのが郷土を代表する画家の不朽の名作が一堂に会する『丸山晩霞記念館』。
現東御市出身の水彩画家・丸山晩霞の顕彰のために、平成18年11月に開館。開館に先立ち、丸山晩霞の遺族より多数の寄贈を受け、これがコレクションの大半を構成していて、その後も作品や資料の寄贈寄託、購入を重ねて、今では収蔵作品点数約1,000点にのぼっているそうです。ただ、多くの作品が個人蔵のため、彼の作品の全体像が掴めていないそうです。
近年は、丸山晩霞のみならず、優れた作家、作品、地域文化や歴史についての企画展も毎年開催しているそうです。
館内には、ポストカードの水彩の塗り絵コーナーもあります。独創的な作品が完成しました(笑)。
【あわせて行きたい♡】
🔻上田城跡公園内にある真田神社
🔻真田家と徳川家の家紋が並ぶ芳泉寺
🔻日本のど真ん中にある生島足島神社
🔻法隆寺のミニ版信州夢殿の長福寺
🔻断崖絶壁にあるスリル満点の布引観音
世界を夢見た「青雲画士」丸山晩霞とは
〝日本水墨画の先駆者〟や〝山岳風景画家の雄〟と呼ばれ、また大下藤次郎、三宅克己とともに「水彩の三明星」とも呼ばれた丸山晩霞は、慶応3年(1867年)小県郡祢津東町(現東御市)の生まれ。
丸山平助の次男に生まれ、名を健作といった。蚕種業で横浜へ往復していた父の土産の錦絵が、幼時の美観に感化を及ぼし絵画を志す始まりであったとされています。
明治33年(1900年)に同志ら3人と渡米。他2人と合流し、「日本人水彩画家6人展」をボストン、プロヴィデンス、ワシントンで開催。大成功を収め、念願のヨーロッパに留学。帰国後はその同志らと太平洋画会を設立、大正2年(1913年)には日本水彩画会創設に尽力した。
明治31年(1898年)吉田博とともに当時はまだ秘境の北アルプスに写生を目的としたおそらく日本初の旅行を決行。明治40年(1907年)日本山岳会に入会、白黒写真でしか紹介されなかった日本の山岳美を瑞々しい色彩で紹介し、さらに登山技術やスキー技術、紀行文などを通じて山岳文化を広める役目を担った。
太平洋戦争中の昭和17年(1942年)に亡くなりますが、没後に開催された遺作展示では「郷愁の画家」と評されました。
【近くのグルメスポット♡】
🔻伝統の肉うどんを食す中村屋
🔻テレビによく出る洋食屋ウインピー
🔻安くてボリューミーな定食屋さん鹿曲

基本情報
住所 | 〒389-0515 長野県東御市常田505-1 東御市文化会館併設 |
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Tel. | 0268-62-3700 |
開館時間 | 9:00 ~ 17:00 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日休館) 年末年始 |
入場料 | 常設展 一般200円(15名以上団体150円) 小中学生100円(15名以上団体70円) 障がい者割引無料(同伴者1名同額) 八十二文化財団会員150円 企画展 一般500円(15名以上団体450円) 小中学生300円(15名以上団体200円) 障がい者割引300円(同伴者1名同額) |
アクセス | ・しなの鉄道「田中駅」から徒歩15分、タクシーで3分 ・上信越自動車道「東部湯の丸IC」から車で2分 |
駐車場 | 無料|普通車260台 大型車10台 |
HP | 長野県東御市 丸山晩霞記念館 - 長野県信州東御市丸山晩霞記念館は郷土を代表する画家丸山晩霞の不朽の名作を展示しています。岳や高山植物などを描いた作品が600点あまりを収蔵されています |
