こんにちは。
うらいで~編集長です。
『梅雨の安曇野探訪 #3』
シトシトと降る雨の中で次に訪れたのは安曇野市北西部の山麓線沿いに建つ『青原寺(せいげんじ)』です。今頃の季節は「蓮(はす)」が咲くことでも知られるお寺だそうです。
《目次》
青原寺とは
安曇野市北西部の穂高有明山山麓線沿い、小岩岳城址近くの三輪社の隣にあるお寺です。
永禄4年(1561年)6月に武田信玄に攻められ落城切腹した小岩岳城主である、小岩盛親・盛康親子の菩提を弔う寺として、美濃ノ国の龍泰寺の第五世蘭如従賀和尚を開基として建立されました。
鐘楼のない珍しいお寺で、毎年年越しは静かに過ごされているそうです。
安曇野川西三十四観音霊場(第三番札所)にも数えられています。
また、境内にはヒカリゴケや蓮、桜などが植えてあり、どんな季節に訪れても楽しむことができます。
まずは、山麓線から冠木門のある参道の横を通って駐車場まで行きます。ここから一旦、最初の冠木門のところまで徒歩で戻って順に見て回りたいと思います。
見どころ①参道
杉の木々が生い茂る参道に見事なヒカリゴケが群生していて、まるで緑の絨毯を敷いたような美しい光景です。
参道の脇にはお地蔵さんや小さな社もありました。
参道の左手には蓮池が広がっていますが、そちらはあとでじっくり見て回りたいと思います。反対側の右手に目をやると、なにか黄色い花がたくさん咲いているのが見えるので行ってみます。
あとで調べたのですが、「ルドベキア・ヒルタ」という名前の花で、米メリーランド州の州花になっているそうです。
アジサイもたくさん咲いています。
よそ見をしながら参道を進むと次に見えてきたのが歴史を感じる山門です。
見どころ②山門
大正5年に建造されたものだそうです。
本堂手前横には池がありました。
見どころ④蓮池
蓮池にやってきました。ん~まだ早かったみたいです。ひとつしか咲いていませんでした。
この池に咲いている蓮は、「大賀蓮(おおがはす)」と呼ばれているそうです。昭和26年(1951年)に大賀一郎博士が、古蓮の実を発掘し発芽させたもので大賀博士の名にちなみ「大賀蓮」と名づけられました。特徴は花弁数が14~20枚の一重咲きで花芯は黄色、花色は鮮やかなピンク色で大輪の花を次々と咲かせます。
雨が止みそうになかったので、この日はこのくらいにして引き上げ、日帰り入浴に寄って汗を流しました。
御朱印
価格:2,530円 |