こんにちは。
うらいで~編集長です。
『蓮をめがけて北信濃をドライブ #4』
今回お世話になったのは渋温泉街の横湯川沿いに位置する『渋ホテル(しぶほてる)』です。〝温泉街あるある〟ですが、周辺の道が細いのでお車の方はご注意を。ホテル前のスペースに停めさえすれば、あとはホテルの方が駐車場まで移動してくれます(他力本願)。渋温泉街のシンボルである「渋温泉」と書かれた大提灯が目と鼻の先にある好立地ですので散策するには最適のホテルです。
余談ですが、「PRソングがミスチルの曲にそっくり」ということが「かりそめ天国」で扱われたらしいです。
今回は、『【ベストレート保証】【期間限定】【お一人様半額】カップルでもお友達同士でもお得な1泊2食プラン』という最もリーズナブルなプランを選びました。こちらのホテルの宿泊料金は¥14,850~¥20,100くらいです。


《目次》
渋ホテルとは

山田正紀が年に何度も湯治に訪れていた渋温泉で、温泉付で売りに出ていた土地を買い取り当時、 東京で生活していた次男夫婦(秀紀・二三)を渋温泉に呼びよせ、同年10月1日より『得月荘』として営業を開始。昭和11年『渋ホテル』に改名し、 平成7年7月21日、創業60周年を期に全館リニューアルオープンして今にいたるそうです。
ノスタルジックな情緒あふれる石畳の温泉街の入口、横湯川のほとりに佇む純和風旅館で、ロビーには昔の小学校の教室を再現し、剣玉・お手玉・あやとり・メンコなどが並んでいます。BGMに童謡・唱歌を流すなど、館内のそこかしこに昭和初期の面影を偲ばせる空間作りとなっています。

お部屋

全20室あり、和室10畳と洋室ツインの2タイプのお部屋からなっているそうで、今回は『【1泊2食】段差を抑えたくつろぎ和室角部屋10畳 (バス・ウオッシュトイレ付)』のお部屋にしました。
角部屋だけあって、窓が二つあるので見晴らしはもちろん良いですし、なにより解放感に安らぎました。
掛軸の前には生花がいけてあるなど細部まで行き届いた心遣いに旅の疲れが癒されます。

歯ブラシなどが色分けされたカラーアメニティや冷たいお水、ポット、お茶菓子などが置かれています。タオルは、外湯にも行けるように一人につき2枚あるのもまた心遣いですよね。


そんななか一番印象的だったのが、広縁(ひろえん)の端にどこよりも広い大きな鏡の化粧台があるスペースです。今までどこのホテルに泊まっても洗面台を使うしかなかったのに、こちらのホテルはそのスペースが設けられていました。
どこかのホテルでは手鏡しかないというのもありましたので感動もひとしおです。

お食事
間仕切りの食事処の椅子席に案内して頂きました。


お料理は、地元食材を中心にした献立を組まれていて、メイン料理には「飯山産みゆきポークのステーキ」もしくは「地鶏のつみれ鍋」から選べます。
今回は「信州産ポークステーキ」を選択しました。ステーキ1枚がカットされたものに、信州産のキノコやパプリカが付いたセットで、それらをバターで炒めて頂く感じです。ちょっと醤油をたらすと格段にグレードアップするのでオススメです。

「玉ねぎの冷製スープ」には驚かされました。意表を突くとはこのことです。

「鮎(あゆ)の塩焼き」は、今まで食べた中で一番美味しくて、川魚ならではの旨みがお酒をさらに進ませました。

「野沢菜のおやき」は安定の美味しさでしたし、「トウモロコシの天ぷら」がこんなに甘いとはビックリでした。


長野県といえばお米です。こちらでは「小柳農園のコシヒカリ」を使用されていて、これぞ長野米だと思いしらされました。

締めのデザート「焼プリン」は、もうパティシエもビックリの域です。もし売っているならば買って帰りたかったー。

こちらのお食事会場で感動したのが、それぞれのテーブルに調味料が置いてあることです。味が濃いのはどーにもならないですが、薄い時は調味料が欲しくなるもの。
ここは解決できます!
お飲み物はホテルや旅館にしてはとってもリーズナブルだと思います。種類も豊富でクラフトビールや焼酎、サワー、日本酒、ワインなど居酒屋さんレベルのラインナップですので困りませんでした。
朝食で一番嬉しかったのは「たらこ」です。たらこがあるだけで、なんか贅沢な朝食だと思ってしまうのは考えすぎでしょうか。

お風呂


天井が吹き抜けになっている檜(ひのき)で造られた内風呂、竹垣に囲まれた露天風呂、無料で入れる貸し切り家族風呂、いずれのお風呂もかけ流しの天然温泉が湯船から溢れています。

どのお風呂も、沸かし、循環ろ過は一切せずに2種類(季節により3種類)の源泉をブレンドした肌ざわりの柔らかな天然温泉を「かけ流し」で湯船にそそいでいるそうです。
鍵が掛かっていなければ自由に入れる貸し切り家族風呂は、アメニティがかなり充実していて、ドライヤーはもちろんのこと、綿棒、ハンドソープ、化粧水、ボディローション、歯ブラシまでありました。貸し切り風呂でここまで揃っているところは初めて見ました。お子様グッズまであるんですから。


また、渋温泉に宿泊すると〝一泊住民〟として扱われ、巡浴手形という外湯のマスターキーを貸してくれます。この鍵で9つある外湯のすべてに入れるようになり、渋温泉の名物「外湯巡り」を満喫できます。

近くのスポット
●大提灯


●澗満滝(かんまんだき)
志賀草津高原ルート沿いにある展望台から見る事ができるこの滝は落差107mで、落差では日本で第7位。ホテルから車で11分。

トンネルカード

ホテルから車で5分の所にある「道の駅 北信州やまのうち」で頂けます。
基本情報
【住所】 〒381-0401
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2173
【電話番号】 0269-33-2551
【駐車場】 無料30台
【公式サイト】【公式ホームページ】信州 渋温泉の宿 渋ホテル|厳選いい宿 テレビ東京 じゃらん 軽井沢
▼こちらを励みにしています。
ランキングはこちらをクリック!
ご購読ありがとうございました。