こんにちは。
うらいで~編集長です。
今回は蓼科高原方面を探索しました。その中で夏にもってこいのスポットである滝を3ヶ所巡ってきたので一挙に紹介したいと思います。
滝といえば、大体が森の中か山腹にあります。そこへの道のりは、ほとんどが凸凹道か登山道のような道ですが、頑張って歩いて、いざ滝とご対面するとすべてが吹っ飛びます!みなさんもぜひ、マイナスイオンを全身に浴びて心も体もリフレッシュしてみてはいかがですか。
《目次》
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蓼科大滝(たてしなおおだき)
茅野市蓼科高原にあり北八ヶ岳から流れる滝ノ湯川に沿って遊歩道を歩いていくと見えるのが『蓼科大滝』です。
行き方はいくつかあり、①「蓼科グランドホテル滝の湯」の脇の道から細い道を走って砂利の駐車場(数台程度)に停めるか、少しだけ遠くなりますが、②蓼科郵便局近くの駐車場(およそ50台)に停めてからスタートするかです。どちらも案内板がしっかりあるので迷うことはないと思います。
今回は砂利の駐車場に停めて、そこから屋久島のような苔むした原生林が広がる世界に足を踏み入れました。
まるで別世界のような神秘的な原生林が続きます。
ビックリするものを発見しました。
原生林を抜けると六角形の屋根の「東屋(あずまや)」があります。 滝はもうすぐ目の前です!
そして、いよいよ大滝とご対面です。
距離的にいうと砂利の駐車場から500mくらいだと思いますが、道中の足場が悪いので5~10分くらい掛かると思います。
高さ25m、幅10mの大滝は、広い滝口から豪快に落下する姿に行程の疲れも癒されます。
紅葉の頃が最も有名で素晴らしいとのことですが、6月の新緑の季節も苔との相性がよくとても素晴らしかったです。
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価格:2,200円 |
アクセス
基本情報
【住所】 〒391-0301 長野県茅野市北山 4062
【営業時間】 なし(夜間注意)
【入場料】 なし
【駐車場】 あり
乙女滝(おとめだき)
続いては、奥蓼科温泉の渋川の清流が作った横谷渓谷は、全長6kmの渓流に沿って4つの滝があり、マイナスイオンたっぷりの遊歩道を歩くことができます。
まずは、駐車場から5分くらいの所にある氷瀑群の案内板の目の前を下ったところにある『乙女滝』から見ていきたいと思います。
この滝は標高約1,400mの横川渓谷トレッキングコースの入り口にあります。
蓼科高原を流れる滝之湯川から導水してきた農業用水路を渋川に渡して下流へ送るため、落差15mの崖から一気に落下させています。
仕掛けを開発し、用水路を造り上げたのは地元の名主であった坂本養川(さかもとようせん)。大河原堰(おおかわらせぎ)は、天明の大飢饉(1782年〜1788年)を受けて寛政5年(1792年)に完成しました。水量の多い地域から少ない地域へと送水し、農地拡大を目指したのです。
乙女滝を含む大河原堰(おおかわらせぎ)と下流部に築かれた滝之湯堰は、世界かんがい施設遺産に登録されています。
岩盤から落ちる滝を見上げる形になるので、青空から滝が落ちてくるような感じにも見えます。
自然の滝に見えますが、この乙女滝は蓼科山を水源とする「大河原堰(農業用水路)」の一部となっていて、人工の滝です。
前日が雨だったせいか落差15mから落ちる滝は、水量も多く、水しぶきとマイナスイオンが満載でした。
他の滝に比べて割と行程が楽なので、次は冬の氷爆にもチャレンジしてみたいと思います。
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価格:2,200円 |
アクセス
基本情報
【住所】 〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科中央高原
【営業時間】 なし(夜間注意)
【入場料】 なし
【駐車場】 横谷峡入口駐車場15台
霧降の滝(きりふりのたき)
乙女滝からさらに上流へ約20分行ったところにあるのが『霧降の滝』です。
横谷温泉旅館からだと徒歩で10分くらいの距離です。
両岸が侵食され左右2筋(雨の多い日には3筋になることもあります)に別れているこの滝は、落差およそ5m、幅およそ15mで、赤茶けたような川床の色は、水に含まれる鉄分が酸化した事によるものだそうです。渋川というだけあって非常に強い酸性があり、魚も住まないほどのようです。
橋が架かっていましたが、なぜか通行止めになっていたので、同じアングルでしか撮影できませんでした。
ここからさらに奥へと進むと「王滝」と「おしどり隠しの滝」があります。今回は熊を恐れて断念しましたが、根気のある方はぜひチャレンジしてみてください。
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価格:2,200円 |
アクセス
基本情報
【住所】 〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科中央高原
【営業時間】 なし(夜間注意)
【入場料】 なし
【駐車場】 横谷峡入口駐車場15台
滝こそパワースポットですね。みなさんもぜひ機会があったら訪れてみてください。とても癒されます。
近くのスポット
●御射鹿池(みしゃかいけ)
日本を代表する画家・東山魁夷(ひがしやまかいい)の名作「緑響く」のモチーフとなったことでも知られる池です。横谷峡谷から車で10分くらいで行けます。この日はあいにくの天気でした...。
名作「緑響く」
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