こんにちは。
『松本平から上山田温泉までを旅する #6』
旅の最後は、ランチをしてから帰ろうということで立ち寄ったのが、一度訪れた時にハマったあの味をもう一度食べたくなったので上山田温泉にある『大黒食堂(おおぐろしょくどう)』に行ってきました。
温泉街にある地元民に愛されている町の定食屋さんといった感じのこのお店は、創業1966年という老舗の食堂です。ご夫婦でやられていて、女将さんの人柄がなんとも愛くるしいのが特徴のお店です。
女将さんとのやりとりが聞こえてきたのでいくつか紹介します。
店内を写真に納めたかった人が女将さんに聞きました。
「写真撮っていいですか?」
「どうぞ!わたしでしょ!?」
トイレを借りようとしたお客さん。
「トイレいいですか?」
「トイレくらいどんどん使って!」
地元民との世間話の一コマ。
「今度、コロナの接種は2回目だけど死んじまうかもしれないな~」
「その時は連絡してね~」
そんな女将さんです。思わずはにかんでしまいます。
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ここはランチのみの営業ですが、この愛くるしさと常連さんや遠方からのお客さんで、もう安泰でしょうねー。それぐらい並ぶ時もあります。
そして、いざ店内に入り着席するとお水とかではなく、麦茶が出てきます。まるで田舎のおばあちゃんの家のような雰囲気を醸し出してくれます。
あの人気ドラマ「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之さんも訪れたみたいです。
いつか五郎さんも行くのかなぁ~。
《目次》
①メニュー
お店の看板にもあるように「ラーメン」と「トンカツ」しかないお店なので、そこにワンタンを入れるかチャーシューをのせるか、トンカツは玉子でとじるかソースに絡めるか、そういったメニューのみです。
こういうお店はそれだけでいいんです。それがいいんです。
ラーメンは昔懐かしい鶏ベース100%の昭和のラーメンです。あっさりしているのでスープはごくごく飲めてしまいます。メンマが柔らかくて多めなのがすごく嬉しい♪
ラーメンが700円、チャーシュー麺950円、玉子カツ丼、カツライス、ソースカツ丼1000円。これがベースです。
②人気メニュー
壁に並ぶメニューの下に一つだけ写真付きの大きなメニューがあります。それが『ニンタレカツライス』です。勝手にこれがこのお店のイチオシとにらんでいます。
このメニューは、醤油にニラとニンニクを漬けた特製ダレが付くトンカツ定食なのですが、この特製ダレがちょっとしょっぱくて香りもそこそこ強いのです。ただ、それがとてもクセになるのです。ハマるのです。これでキャベツもいきます(なにもかかっていませんので)。
そして、一緒に付いてくるのは味噌汁ではなくラーメンスープにネギを入れた中華風スープなのです。
これがマグマのような熱さなのでヤケドに気を付けてください。勢いだけではいけません。
③店内
温泉街ならではの密集地帯にお店があるので、店内はテーブルか3つあるだけの小ぢんまりとしたお店です。なので相席は当たり前、並ぶのも当たり前です。それでもお客さんは来るお店です。それがすべてを物語っていますね。
④アクセス
⑤基本情報
【住所】 〒389-0821 長野県千曲市上山田温泉2-24-1
【電話番号】 026-275-0768
【営業時間】 11:30 ~ 15:00
【定休日】 不定休
【駐車場】 5~6台(店前と二軒隣)
【公式サイト】なし
r.gnavi.co.jp
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ごちそうさまでした。