こんにちは。
『松本平から上山田温泉までを旅する #5』
今回の旅の最後は石神仏群とオートバイで有名な『修那羅山安宮神社』(しょならさんやすみやじんじゃ)に行ってきました。
《目次》
安宮神社とは
真田集落のはずれに青木村と境を接する修那羅峠があります。その峠から約20分ほど登った所に安宮神社はあります。
海抜1,037mで、神社の創始年代は不詳ですが、万延元年(1860年)にここに住みついた修那羅大天武命(しょならだいてんぶのみこと)によって開かれたと伝えられています。
ここは6月頃に境内一面がミヤコワスレの可憐な花が広がります。
また、桜の名所としても名高く、山桜、吉野桜、枝垂桜、楊貴妃桜など種類も多く、高徳忠度桜や黄金桜(右近桜)など貴重な桜もあります。
令和元年県内初のオートバイ神社に認定されたそうで、そちらでも有名になりました。
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修那羅大天武とは
江戸時代最後の山伏(修験者)と伝えられる「修那羅大天武」(本名:望月留次郎)。修那羅大天武は1795年に現新潟県妙高市に生まれ、各地の修験道場や霊場を巡り、約60年間修行を積みました。その後安宮神社の開祖となり、明治5年(1882年)に現在の長野市篠ノ井で78年間の生涯を閉じました。
見どころ①参道
杉が立ち並ぶ鬱蒼とした参道を7~8分ほど歩くと短歌の歌碑が見えてきます。そこからすぐそばの石段の向こうに社殿が見えてきます。
ちなみに第1駐車場から参道ではないアスファルトの道からも行けますが神社専用道だそうです。
見どころ②拝殿と本殿
拝殿にて芳名帳へ記入すると木製の絵馬?が頂けます。
拝殿の脇から石神仏群へ行く入口があります
見どころ③修那羅石神仏群
5,500坪の境内に奉納されている石仏・石神は大願成就により奉納御鎮座されたものです。
信者から奉納されたたくさんの石神仏が神社の境内から裏山にかけて祀られており、その特異性と率直さからわが国「民間信仰の縮図」の代表的なものの一つとして、全国的にも注目されています。
神社境内には摂末社として鎮座する石神像、石仏及び木像が現在約1,000社奉祀されています。村指定文化財
この末社のほとんどが作者不明ですが、素朴な感を呈し、かつ力強い表現は全国に比類なく、更に自然に相溶けあった美しさは、参拝客の心を和ませてくれます。
●千手観音像
長野県出身の思想家・佐久間象山が奉納したとされる千手観音。幕末に松代藩の石工によって彫られたそうです。ほかの石神仏に比べて造形が細かく、目を惹く作品。
見どころ④ミヤコワスレ(都忘れ)
ちょうど訪れた時が満開でした。
フォトライブラリー
近くの観光スポット
全国初の「砂防カード」(全7種)のパンフレットの表紙になっています。
御朱印
オートバイ御朱印と猫神御朱印があるそうですが、平日だったせいか不在だったので連絡しても繋がらず、結局、御朱印は頂けませんでした。
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価格:2,530円 |
アクセス
基本情報
【住所】 〒399-7711 長野県東筑摩郡筑北村坂井眞田11572ロ
【電話番号】 0263-67-3810
【拝観時間】 9:00 ~ 17:00
【拝観料】 志納
【駐車場】 あり
【公式サイト】なし
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