こんにちは。
『松本平から上山田温泉までを旅する #4』
今回は筑北村を抜け麻績村へやってきました。その中でも国指定重要文化財が5つもある『麻績神明宮（おみしんめいぐう）』をチョイスしてみました。
《目次》
麻績神明宮とは
麻績村の中心街から少しはずれた鉄道路線がないのに踏切の警報機が立っている場所の近くの盆地の山際に鎮座しています。
平安末期、伊勢神宮領の麻績御厨（おみみくりや）を鎮護する神社として勧請（かんじょう）されたと伝えられている。
平安時代の11～12世紀に麻績郷に御厨（伊勢神宮の料地）が開かれたときに、この地に伊勢神宮（豊受比売命）から勧請して神明宮を創建したと見られています。
1897年（明治30年）に、神社の記録にある本来の祭神天照大神を奉斎するようになったそうです。
祭神は天照大御神（あまてらすおおみかみ）である。
本殿、拝殿、仮殿、舞台、神楽殿がそれぞれ国指定重要文化財に指定されています。
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見どころ①舞台
拝殿と向き合うように建っている舞台は、1783年の造営で、国指定重要文化財です。
見どころ②本殿
全国的にも大規模かつ古い時期に属する神明造り本殿である。木柄が太く重厚な趣を持つと共に装飾的意匠を備え近世神明造本殿を代表する。神明造の仮殿とともに揃って残るのも貴重である。
見どころ③仮殿
本殿に比べて一回り小規模な神明造りで、宝暦10年（1760年）造営の棟札のほか振舞覚の板札二枚が残り、擬宝珠（ぎほうしゅ）に安永2年（1773年）の刻銘がある。
仮殿・・・本殿修理改築等の折、御神体を一時安置する御殿である。
見どころ④拝殿
天保11年（1840年）に建てられた拝殿は石段の上にあります。
木柄が太く簡素な建物であるが、軸部の高さが強調された外観に特色がある。
見どころ⑤神楽殿
社蔵の破風板先飾金具二点に、元禄11年（1698年）の刻銘があり、虹梁絵様からもこの時の建立とみてよい。
神楽殿は、最初は拝殿の正面付近にあったが、天明3年（1783年）の修復の折現在の地に曳屋されたと伝えられている。舞台に対して上席の客席としての機能が付与されたと考えられている。
フォトライブラリー
御朱印
いつもは誰もいないみたいなので電話をしたのですが、電話にすらでてもらえませんでした。予約が必要みたいです。
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アクセス
基本情報
【住所】 〒399-7701 長野県東筑摩郡麻績村麻4335
【電話番号】 0263-67-3001
【拝観時間】 08:00 ~ 17:00（冬季注意）
【拝観料】 なし
【駐車場】 普通車5台
ご購読ありがとうございました。
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