こんにちは。
最後は、お寺なのに民宿を営み、北信地域の〝あじさい寺〟として有名な『高源院(こうげんいん)』を参拝しました。
《目次》
高源院とは
開田山脈を背に、飯山市戸狩温泉スキー場の真横にある古刹で、「北信州のあじさい寺」と呼ばれています。
寺伝によれば、前身は、萬用山慈専院と称し、永仁三年(1295年)尾崎城主泉弥次郎朝衝の開基にして、権少僧都慶学法印開山の真言密院であったが、応永七年(1400年)尾崎城主泉左近太夫重歳が開基となり、同族出の通巖正● 禅師を請して開山とし曹洞宗に改め、三嶋山興源院と称したが、後更に大永五年(1525年)には〝興〟を〝高〟と改め「三嶋山高源院」としたそうです。
●=秋に鳥
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石柱の前に車を駐車して、いざ〝あじさい寺〟へ。するといきなりアジサイの青とスイセンノウの赤に彩られた参道と石段がお目見えします。
見どころ①1万本のアジサイ
約20種・800株・1万本が植栽されていてガクアジサイやセイヨウアジサイなど趣の異なる種類が見られます。
豪雪地帯にあるため満開は長野県で最も遅く、6月下旬から7月中旬にかけてが見頃となっています。
見どころ②参道
樹齢200年を越える杉並木の参道には、例年梅雨の時期にあたる6月下旬~7月下旬頃に1万本のアジサイが咲き、写真を撮る方など多くの参拝客で溢れます。
ここが撮影スポットです!撮りましょう!
石段の途中にも色々あります。
そして山門をくぐって至る所を満喫しましょう。
見どころ③山門
1830年に建立された歴史ある仁王門です。
山麓にあるだけあって境内はそれほど広くはありません。
見どころ④本堂
本堂は享保4年(1719年)に建立され、厳かな佇まいからはその歴史の深さが感じられます。本尊に大恩教主本師釈迦牟尼佛を祀る由緒ある寺院です。
では、ここで一旦辺りを見渡してみます。本堂の周りには色々とあるものです。まるで宝物探しをしているよう♪
本堂前の「ぽっくり観音様」は、その名の通り、苦しまずに「ぽっくり」突然にあの世へ逝けることを願った観音で、「病気を持ち、苦しんで長生きするよりも、元気に生きてぽっくりと大往生を遂げたほうが幸せじゃないか」という長寿県・長野県における住職の率直な願いが込められているそうです。
さらにその向かいには、悠々自適な生活を願う「ゆうゆうじぞう」も安置されています。
帰りは別の道で下ってみました。
最後にお寺が営んでいる民宿を紹介。
お寺の民宿 高原荘
お寺の民宿 高原荘は、庫裏を開放して造られていて、「信越トレイル」や「森林セラピー」の認定宿として自然を楽しみたい宿泊客に人気。
またスキー場の麓にあるため、庭からスキー靴を履いたままゲレンデに行くこともできます。夏にはお祭りや花火などもあるみたいですよ。全8部屋。
御朱印
住職がいらっしゃらない場合は、本堂内に置いてある書き置きを購入できます。300円。
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価格:2,530円 |
アクセス
基本情報
【住所】 〒389-2200 長野県飯山市大字豊田6356
【電話番号】 0269-65-3161
【拝観時間】 日中随時
【拝観料】 志納
【駐車場】 普通車15台
【公式サイト】ようこそ!あじさい寺高源院のホームページへ
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