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慈雲寺(じうんじ)【長野県下諏訪町】

 

こんにちは。

  

前日まで雨予報だったので

「苔(こけ)のある寺にしよう!」

ということでネット検索。

でも、雨だからあまり遠くには行きたくないという思いで選定していたら見つかりました!

 

下諏訪町『慈雲寺(じうんじ)』

 

諏訪大社春宮からすぐのところにあり、散策コースにも入ってるので有名なお寺かもしれません。


 

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《目次》



慈雲寺とは

 

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慈雲寺寺号標

 


元国皇帝の国使として、中国四大仏教名山の一つ浙江省普陀山観音禅寺(現・普済禅寺)より来朝された一山一寧(いっさんいちねい)国師により、その印可の弟子となった諏訪大社下社大祝 金刺満貞公の願いにより、その山号、寺名のごとく、観音菩薩が仏の教えを垂れる寺、禅道場として、正安2年(1300年)に開山されたお寺だそうです。

伊那・諏訪八十八ヶ所霊場の十八番札所、諏訪郡霊場百番札所の西二十一番札所でもあります。

ランキングはこちらをクリック!

 

見どころ①苔の並木道

 

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石段からの中門(二ノ門)


まず石段もあっていかにも古刹な寺院という佇まいに、「ここは間違いないっ!」と確信。

 

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中門(二ノ門)


中門は、元和4年(1618年)に藩主であった諏訪頼水公の13回忌にあたり寄進されたもので、平成14年(2002年)に解体修理が行われました。

 

そして中門(二ノ門)をくぐると一面に見えてきたのが、今回のお目当てである、

 

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苔の映える参道


石畳に苔という最高の組み合わせで、脇には杉の木々が立ち並ぶ、まさに理想的なシチュエーションに思わず絶句と感嘆。周りに参拝客もいなかったのでここぞとばかりにシャッターを連打している自分がいました。

 

なんでも、自然な木の美しさを表現するために、頭を止める剪定は行わずに大木でありながらも端正に整えているそうです。自然光が入るように計算されてるんですね。

  

見どころ②山門

 

そして次に見えてきたのが、左右に見事な仁王像が立つ楼門

 

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楼門

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仁王像

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門の彫刻

この門が建てられたのは安永8年(1779年)で、棟梁は大隅流工匠・村田長左衛門矩重と記されています。重層楼門造りで、二層目は吹き通しになって低い勾欄をめぐらし、ここに応安元年(1368年)に造られた長野県宝の梵鐘(ぼんしょう)がかかっています。

こちらも苔とのバランスが最高です。

 

見どころ③アカマツ

 

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アカマツ

 山門の奥には、下諏訪町指定の天然記念物である樹齢400年を超える赤松の一種である天桂松(てんけいまつ)が顔を覗かせています。

 

見どころ④庭園

 

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本堂前の庭園



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庭園の中の紅葉


楼門をくぐると見えてくるのが見事に整備された庭園。こちらのお寺には3種類の異なる庭園があり、ぜひともゆっくり見て歩いていただきたいです。

本堂正面の枯山水帰錫庭(きしゃくてい)と呼ばれ京都の造園会社・植音によって築庭されたもの。

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本堂裏の庭園

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布落ちの滝

 

本堂裏には武田信玄作との説がある池泉庭園に布落ちの滝が見られ、こちらも美しい。

 

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本堂脇にも庭園


書院庭園は、岡谷市の作庭家・小口基實(おぐちもとみ)によるもの。

一つのお寺にこれほどの庭園が広がるところも珍しく知る人ぞ知る名刹です。

 

見どころ⑤本堂

 

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本堂

 

現在の慈雲寺本堂は江戸時代後期の文化3年(1806年)に焼失後の文化5年(1808年)に再建されたもので、木造平屋建て、棟梁は上原市蔵正房、内陣欄間には武田菱の彫刻が施され、江戸時代後期の大型本堂建築の遺構として貴重な事から平成14年(2002年)に下諏訪町指定文化財に指定されています。本堂に安置されてる阿弥陀如来立像は文化4年(1807年)に木喰明満仙人が諏訪地方で最後に彫刻した木喰仏で、こちらも昭和50年(1975年)下諏訪町指定文化財に指定されています。

 

見どころ⑥龍の口

 

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龍の口


白華山慈雲寺寺号標がある石段の反対側にあるのが通称『龍の口』です。文政8年(1825年)、旧横山村(現岡谷市)の山田金右衛門により造形された竜頭水口は通称「龍の口」と呼ばれ、参拝客や中山道を行き交う旅人たちの喉を潤してきたと云われています。この湧き水は、一山国師が錫をついたところから湧水したと伝えられています。

 

見どころ⑦矢除石

 

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矢除石


石段の参道を登っていくと、いくつもの分祀された小さな祀が建てられ、その一つの弥栄富神社の右に『矢除石(やよけいし)』と呼ばれる岩があります。
慈雲寺を中興した天桂上人を師と仰いだ武田信玄が、戦に行く際に慈雲寺に立ち寄って天桂和尚に戦勝の教えを請うたそうです。和尚は境内の岩の上に立ち、信玄に「弓で射よ」といい射かけさせたそうです。信玄が放った矢全て岩にはじかれ、釈然としない信玄が訪ねると「この岩には矢除けの霊力がある」と教えられ、信玄はこの不思議な力が込められた矢除札を持ち戦に出向いていったそうです。

 

見どころ⑧供養塔

 

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供養塔


参道にある日根野高吉(豊臣秀吉家臣・高島城の城主)の供養塔は、江戸時代初期の慶安2年(1649年)に日根野嘉明が父親の50回忌の追善供養の為に建立したもので、諏訪地方を代表する五輪塔として貴重な事から昭和45年(1970年)に下諏訪町指定有形文化財に指定されています。

  

フォトライブラリー

 

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鐘楼

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開山堂(位牌堂)

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開山堂の内部

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不動滝

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文化10年の大火で焦げ黒い門になったことからくる黒門

御朱印

 

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御朱印は書き置きに日付を入れたものです。300円

 

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アクセス

  • JR中央本線下諏訪駅」から徒歩20分
  • 路線バス「宮の上」バス停下車すぐ
  • 長野県自動車道「岡谷IC」から車で15分

 

基本情報

【住所】   長野県諏訪郡下諏訪町東町中606

【電話番号】 0266-27-8171

【拝観時間】 日中随時

【拝観料】  志納

【駐車場】  約50台

【公式サイト】http://jiunji-shimosuwa.com/

 

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