こんにちは。
道を走っていても印象に残る真っ赤な鳥居が目を引く日本の中央部あたりに位置する神社、それが『生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)』です。
《目次》
生島足島神社とは
参道からの西鳥居
生きとし生けるもの万物に生命力を与える「生島大神」と、生きとし生けるもの万物に満足を与える「足島大神」の二神が主祭神。
歴史は非常に古く、平安時代に制定された朝廷の公文書「延喜式」に信濃の国では6つしかない「大社」として「生嶋足嶋神社二座名神大社」と記載されている由緒ある神社です。
武田信玄の"戦勝願状と社領安堵状"や真田昌幸をはじめとした願文・朱印状十一通と、部下の武将たちに忠誠を誓った"起請文"八十三通、計九十四通の古文書が残されており、国の重要文化財に指定されています。
見どころ①御本社本殿内殿
神池に囲まれた神島の中に建つ様式は出雲式「池心宮園池」(いけこころのみやえんち)と称され、本殿扉奥の御室と呼ばれる内殿には床板が無く、大地そのものの土間が御神体とされています。内殿は平成10年に長野県宝に指定されています。
見どころ②摂社諏訪大社本殿
権現造りの本社が北面して建ち、それに正対するように真田信幸が寄進したという摂社諏訪大社本殿(上田市指定文化財)が建てられています。こちらも本殿と門が県宝に指定されています。
見どころ③御神橋
諏訪神が本社に遷座する時のみ開かれ、普段は一般参拝客が渡る事ができない「神様のみ通る橋」。
見どころ④歌舞伎舞台
切妻造(きりづまづくり)・桟瓦葺(さんがわらぶき)の歌舞伎舞台には、武田信玄が必勝を祈った「願文」や家臣に忠誠を誓わせた「起請文」、真田昌幸・信幸父子の「朱印状」など数多くの文書が展示されています。
県内最大級の歌舞伎舞台も長野県宝に指定されています。
見どころ⑤夫婦欅
諏訪神社の前にある樹齢800年の夫婦欅は当神社の七不思議の一つと云われています。良縁子宝、安産子育、夫婦円満の御神木で、参拝すると子宝に恵まれると云われています。
フォトライブラリー
御朱印
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アクセス
基本情報
【電話】 0268-38-2755
【拝観時間】 日中随時
授与所 8:30~16:30
【拝観料】 志納
【駐車場】 100台
【公式サイト】延喜式内名神大社 | 生島足島神社 | 日本
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